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2年連続して外国人に人気No.1の観光スポット!伏見稲荷大社の異空間な魅力 [京都の御朱印巡り【神社編】]

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日本人であれば、京都の伏見稲荷大社は、行ったことがなくとも

殆どの人が聞いたことがある、とても有名な神社です。

 

2014年、2015年と2年連続してトリップアドバイザーにおいて

外国人観光客に日本国内ナンバーワンの観光スポットに選出されました。

2014年に訪れた時は、鳥居の前には下写真のように

外国人が選ぶ観光スポットNo.1の横断幕が掲げられていました。

伏見稲荷大社 

Japan’s Top 1 Most Popular Tourist Destinations by TripAdvisor.

それも、京都の観光地の代名詞に相応しい清水寺や金閣寺を押さえてです。

伏見稲荷までの駅はとても簡単です。 
It's very easy to get to Fushimi-inari.

京都駅からJR奈良線に乗り、最寄り駅の稲荷駅までわずか140円です。
所要時間は京都-稲荷間(5分)
It takes about 5min Inari St from Kyoto St.(Kyoto - Inari ¥140)

京阪本線で伏見稲荷という駅もありますが、京都駅から伏見稲荷駅を目指すと
割高で尚且つ乗り換えも必要ということになります。

稲荷駅を降車すると、鳥居が直ぐ駅の前に建っているので

迷うこと無く目的地へ導かれます。



 


(Click)クリックすると拡大されます
Fushimi inari.jpg



DSC_1043.jpg

境内はとても広く、このように境内案内図も大きく用意されております。

また御朱印記入やお守りなどが購入出来る講務所では地図も用意されております。

(Click)クリックすると拡大します
伏見稲荷大社 境内案内図.jpg 

私が伏見稲荷を初めて知ったのは1992年前位に放送された月桂冠のCM

これ、今から20年以上前のCMです。このCMを見た頃は、どこだろう。。ここは・・と

軽く感じていたものです。 

最初の0秒~3秒あたりが伏見稲荷の鳥居に違いありません。




恐らこのCMをご存知のかたもいらっしゃるのでは。。



伏見稲荷には過去3回ほど参拝しに行ったことがあり、

2014年、7年ぶりに伏見稲荷大社に行きました。

 

今回の参拝の当日は天気も晴れており祝日とあって、日本内外から

多くの観光客で賑わっていました。

おそらく、外国人にとっては鳥居自体も珍しいものだと思うのですが、

千本鳥居を見たら日本人とは一味違った感覚を感じることでしょう。

千本鳥居といいつつ、実際にこの稲荷山全体での大小の稲荷の数は

10,000以上あります。 

伏見稲荷を訪れる日本人でさえも鳥居が多数連なっている光景は現実離れし、

どんどん奥へ行けば行くほど神秘的かつ幻想的空間に引きこまれていきます。

 

 

しかし、珍しいだけでの観光目的だけの目的で参るのは神様に失礼[もうやだ~(悲しい顔)]

是非、訪れる前にには歴史背景等の基本的なことは押さえておきたいところ。

それは伏見稲荷に限らず他の寺社仏閣でも言えると思っています。 

 

ここ伏見稲荷は、

日本国内にある30,000社以上あると言われている稲荷神社の総本宮です。

そして、祭神の中心は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)。

この神様は穀物・食物の神様です。

商売繁盛の神様として伏見稲荷は有名ですね。

 

伏見稲荷大社にまつわる話を軽くお伝えしますと、

京都に太秦という地名があるのをご存知でしょうか。

あの、東映太秦(うずまさ)映画村のある、太秦です。

この太秦の地名は、

大昔の大きな勢力を持つ秦(はた)氏が由来しているといわれています。

 

この秦氏一族はとても繁栄し、本家である首長は退屈のあまり、

炊きたて出来たてホヤホヤのご飯でお餅を作って弓の的にして遊んでいたのです。

あるときに、毎度のように大きな餅を目掛けて矢を射(い)った時に突然、白い餅が

白鳥に変身して東の空へ飛んでいったのです。

 

その後、秦一族は衰退していきましたが、

食べ物を粗末に扱ったことによる神様の罰と

気付き白鳥が飛び去った東山の三ヶ峰の辿り着いた所に行ってみると

稲穂が生えていました。 

その稲穂が生えている所に稲荷の神を祀り、自身の所業を詫びると

再び秦氏一族は隆盛を取り戻しと伝えられています。 

 

まず、事前にこのような話を知っているか知らないかで

だいぶお参りされるときの意識が変わってくると思います。



さて、お参りに来た記念伏見稲荷大社の御朱印を頂きました。

伏見稲荷の御朱印 

実は、御朱印帳を渡された時に、「字を間違えてしまいました」と言われました。

御朱印も人が書けば間違うこともあるものです。かなりレアで気に入っています。

御朱印も有難く頂いた後に先へ目指すことに。

 

この大きな鳥居の連なりを少し過ぎると

千本鳥居

すぐに千本鳥居が現れます。

時間があれば、千本鳥居以外も周ることをオススメします。 

(千本鳥居 Approximately 10,000 Torii)
This Red is Everything Torii
Torii is  an archway to a Shinto shrine. 
fushimi inari senbontorii.jpg

このポイントで多くの観光客がカメラを向けます。

千本鳥居 Approximately 10,000 Torii.jpg

左右、どちらの鳥居を歩いても辿り着く所は同じ奥社奉拝所に着きます。

You can proceed by selecting the left and right of the Torii.

Approximately 10,000 Torii dedicated by

devotees or private , company stand on Fushimi-Inari,

among which the Senbon Torii (a thousand torii) are particularly famous


上の写真の場所、夜には夜の別の表情となり、雰囲気が一転するのです。

fushimi inari night.jpg
Night approximately 10,000 Torii

Night Fushimi-inari is mysterious and fantastic



この千本鳥居を過ぎると、奥社奉拝所があります。

奥社奉拝所.jpg


そしてこの、奥社奉拝所の右脇にあるのが「おもかる石

この2つの灯籠の前で願い事をして、灯籠の頭に乗っている

宝珠の石を持ち上げ、自分が予想していたよりも軽ければ願いは叶い

重ければ叶わないと言われています。 

(おもかる石)
おもかる石 omokaru ishi.jpg

多くの方がここ、「おもかる石」の置かれている奥社奉拝所まで来られますが、

逆に多くの方がこれ以上先へは行かず、戻ってしまいます[たらーっ(汗)] 


実は、これより先の方が、より幻想的で神秘さを感じる場所があるのです[ぴかぴか(新しい)] 


では、更に奥社奉拝所より先へ目指すことに[手(グー)]

奥社奉拝所から少し先へ歩くと、以前は気付かなかったのですが、

今回看板がふと目に入り、看板の先へ向かってみることにしました[グッド(上向き矢印)]

神宝神社.jpg

神宝神社も気になるけれど、その看板下に書かれている京都一周トレイルが気になる・・・[目]

看板から2分ほどで神宝神社に到着[るんるん]

この神社の創祀(そうし)自体は実は古く平安時代まで遡るということです。

そんなに古いとは驚きました[あせあせ(飛び散る汗)]


神宝神社(かんだらじんじゃ)は昔は稲荷山上に祀(まつ)られていました。

皇室の信仰もあったものの政変等の影響からか、中世以降は廃れていったといいます。

そして昭和32年にこの今ある場所に再建。

神社の名前である「神宝」は十種の神宝を奉安(ほうあん)しています。 

神宝とは、

沖津鏡 (おきつかがみ)
辺津鏡 (へつかがみ)
八握剣 (やつかのつるぎ)
生玉   (いくたま)
死反玉 (まかるかへしのたま)
足玉   (たるたま)
道反玉 (ちかへしのたま)
蛇比礼 (おろちのひれ)
蜂比礼 (はちのひれ)
品物之比礼 (くさぐさのもののひれ)

当たり前ですが、初めて聞く単語ばかりですよね。

何れにせよ神宝はこの十種となります。

これら1つ1つの意味に興味があれば、

こちらのWikipediaを参照してください。

KAMIDAKARA JINJA.jpg

右脇の竹やぶの小径の先も気になりましたが時間がなく。。 

お参りをしてから、本来のルートにまた戻り、先へ。。

 

暫く山道を更に歩くと、これまた千本鳥居と一味異なります。

違う意味での神秘的というか、都会的から訪れる人にとってみると

現代社会から隔離された場所へ入ったような場所へ

タイムスリップしたような感覚になります。

伏見稲荷千本鳥居先.jpg


↓(click)クリックすると拡大します

伏見稲荷 千本鳥居の先.jpg 伏見稲荷 千本鳥居の先2.jpg

更に上へ登ると、熊鷹社(くまたかしゃ)があります。

熊鷹社.jpg

熊鷹社の脇には新池が。通称、谺ケ池(こだまがいけ)と言われています。

熊野社 新池.jpg
 

この池には不思議な言い伝えがあります。

池に向かって手を打ち、こだまが返ってきた方向に

行方不明の人の手がかりがあるというのです。 

 

熊鷹社から更に登ると、このように見晴らしの良い景色が一気に広がります。

伏見稲荷頂上.jpg

この先も、いくつかの方向性に進む道もあったのですが、

時間がなかったので景色を眺めながら下山することにしました。



下山する際は、千本鳥居のルートから降りることにしました。

以前伏見稲荷に来た時も来た道と同じ千本鳥居のルートを通って来ましたが、

今回は新たな道を開拓してみることに[ダッシュ(走り出すさま)] 

 

すると、どうでしょう伏見稲荷の周りに点在する社が複数ありました。

1.jpg

2.jpg


下り坂から、平坦な道に至ってからも、

干支を祀った神社等もありました。 


八霊社

八霊社.jpg

時間のある方は、伏見稲荷の稲荷山をゆっくり散策する目的で

いろいろ周られる新たな発見やスポットがみつかるかもしれません[ぴかぴか(新しい)]




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