偶然にも見つけた京都の紅葉の穴場スポット [京都の紅葉]
京都の紅葉巡りは大抵、有名なお寺などで眺めるのが王道というもの。
京都の寺院の庭園などがみせる紅葉は息を呑むほどの美しさであることは
間違いありません。
実は今回11月、鞍馬寺に向かうために
途中の京都精華大学駅前の駐輪場に駐め、
帰りに下鴨神社に向かおうとした際にたまたま通りかかって目についたのが
この深泥池と名付けられている場所
無風で波立たない水面に色づいた山が反射しているじゃありませんか
映しだした光景は自転車を暫く駐めて見入ってしまうほど綺麗でした。
この深泥池は観光地ではありませんので、観光シーズン真っ只中でも誰も居ませんでした。
目に入ったのは地元の人と思わしき方々が車を止めて外から僕と同じように眺めていました。
この池の植物群落は
「深泥池水生植物群」として国の天然記念物に指定されている為、
貴重なエリアであるには間違いないでしょう。
B級マイナー観光地を周りたいと思った際に是非訪れて見て下さい
案外雪が積もった際に見せる雪化粧をした山が水面に鏡のように映し出している
光景も綺麗かもしれません。
オススメの時期は秋の紅葉、冬の雪化粧、夏の青々した
時期です。
ただし、水面のコンディションにかなり左右されると思われる為、
偶然行った時が綺麗だったらアタリと言える場所です。
秋の紅葉ベストな時に僕みたいに自転車や車で通ることがあれば、
水面が波立っていなければ写真のように見えると思います。
この深泥池、以外にも見る場所にもよりますが、奥行きがあり
この池の近辺は普通に住宅密集地。
もしかして人口池?かと思ったのですが
意外にも歴史は古く、調べた所によると
太古の昔は京都盆地は大きな湖であり、
湖底が隆起したり、山々から流れてきた土砂が運ばれ形成されたのが
今の京都盆地なのです
そして大昔の京都の湖の名残の1つでもあるのが深泥池と言われています。
また、食通で有名な北大路魯山人は、深泥池のジュンサイは絶品と言うほど美味であった
と記録されてます。
しかし水質の低下や外来種の生物の影響によりジュンサイが激減
しかし、近年地元の管理の甲斐あってジュンサイが池を覆うほどまでに復活。
まだ環境面などで食べられるほどにはなっていないようですが、
ぜひとも魯山人が絶品と言った頃のジュンサイ食べてみたいものです
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